社交不安障害とは
社交性不安障害は、人前で何かをする時に「他人の目が気になって極度に緊張してしまう」「失敗をして恥をかいてしまうのではないかと強い不安を抱いてしまう」といったことから、顔が赤くなったり頭の中が真っ白になってしまい、体や手が極端に震えたり、声が出なくなるなどの症状が出る病気です。
そして、その状況から「逃げたい」「避けたい」という感情が募り、出社拒否や登校拒否に繋がって社会生活に支障をきたしてしまいます。
また、人前で何かをする時に緊張するのはごく普通のことであるため、逆に、性格や気持ちの問題と思い込み、心療内科・精神科を受診せずに長年悩みや苦痛を抱えて過ごしている方が少なくないことも特徴の一つです。
社交不安障害の治療
社交不安障害の治療は、主に抗不安薬を用いて脳の機能を調整する薬物療法と、不安を抱きやすい考え方を変える訓練や、不安の対処法、不安に慣れる方法を身に付ける訓練を行っていきます。
尚、お薬の効果は飲み始めて1ヶ月程度で出てきますが、ここで油断して服用を止めてしまうと再発の可能性が高くなってしまいますので、自己判断することなく医師の指示に従ってお薬の服用は続けることが重要です。
当院の院長は、心の病気に起因した、働く方々の不安やお悩みを解消することに長けておりますので、「これは病気が原因なんだろうか・・・」とお一人で考え込んでしまう前に、どうぞお気軽にご相談にお越しください。